風俗出稼ぎ感想　ともかさん

下記文章は10月12日から10日間、出稼ぎにきて頂いた「ともか」ちゃんの日記になります。

「DIVAでの10日間」

私は元々、同じ四国内の別地域で風俗をしていました。色々な事があって、その地域での仕事に疲れてしまい、気分転換とスキルアップを兼ねて出稼ぎに来たのがDIVAでした。


DIVAに来て驚いた事の一つが、女の子に対する教育が徹底されている点でした。私は風俗経験者なので講習は無いとばかり思っていたのですが、受講は必須という事で、文字がビッチリ書かれたホワイトボードを使いながら、身振り手振りで講習して頂きました。

そこでは、容姿や技術以前の、この職において一番大切な「心構え(気持ち)」を教わりました。ある程度この仕事に慣れを感じてしまうと忘れがちな、でもけして忘れてはいけない根本的な事を思い出させてくれた講習は、私にとって非常にありがたいものでした。


そして、お客様の元へ行くわけですが、客層の良さに何より驚きました。ヘブンネットなどの求人広告で「高知のお客様は皆優しいですよ♪」というフレーズを見かけますが、まさにその通りでした。

身体も心も、こちらが恐縮してしまうぐらいに労わって頂き、その上デリヘルで横行している本番強要もほぼ皆無でした。本番強要については、お店側のアナウンスが徹底されている(お客様と女の子双方に)という点も大きいと思います。

今回は12時間待機で、6連勤後に1日お休みを頂き、また4連勤という勤務スタイルだったのですが、身体がキツくてシンドイという日が1日もありませんでした。別地域では3連勤もすると、身体の節々が痛んで仕方なかったのですが、高知では肉体的にも精神的にもほぼ疲れ知らずで勤務出来ました。優しくて良いお客様達に恵まれたお陰だと思います。

「どうして、このお店はこんなに客層が良いのだろう？」とある時ふと思った事があるのですが、それはきっと、店がお客様に対して嘘をつかない正直かつ真摯な営業をしているからなのだと思います。

結果、良いお客様が集まり評判の店になる、評判の店なので全国から良い女の子が集まりやすくなる、良い女の子にはお客様も優しくなる(客層が良くなる)…という正のスパイラルが生まれているんじゃないかなと思います。


そんなお店を切り盛りする店長ですが、仕事に対して非常にストイックで厳しい方です。自分に対しても、お客様に対しても、女の子に対してもです。

時には私が突かれて痛い所をストレートに突いてくる事も多々ありました。しかもズバズバと(笑)

でも、不思議と嫌味には感じない。

何故なら、そこに愛情があるからなのだと思います。「僕やって、こんな事言いたくないんやけど、でも言われんと分からんやろ？何も言わずに優しく優しく接しても、それでは女の子の為にはならんやろ？」確かに、欠点を指摘せず、お姫様扱いしてチヤホヤしていれば、上辺だけの関係は上手くいく筈です。誰が傷つく事もない。

しかし、それでは、女性として、人として成長する事は出来ない。それどころか、生暖かい環境に慣れきってしまえば退化していく一方です。

何時だって、自分を正してくれるのは他者からの指摘でしかありません。自分の誤りって自分自身では中々気付けないものだから。だから、「僕は女の子に嫌われても何回だって言うよ」という店長の言葉には、厳しいけれど、慈愛がこもっているなと感じました。

そんな厳しい一面を持つ店長ですが、滞在中は仕事面でも生活面でも細々と気遣って下さり、時々冗談を飛ばしては仕事の緊張を解してくれました。私は騙されやすい人間なので、よく店長の冗談を間に受けてはオロオロしてたなぁ…＿|￣|○

そんな店長の元、10日間、本当に沢山の事を学ばせて頂きました。一社会人としてのマナーから、この仕事をしていく上で大切な女性らしさ、接客業の基本である相手をもてなす気持ち、などなど。10日間で、人としても、女性としても、一回りも二回りも成長出来た気がします。


今だから言える事ですが、見知らぬ土地での出稼ぎに不安を覚えて、途中で地元に帰ろうかと悩んだ事もありました。けれど、不安に挫けず、目標の10日間勤め上げる事が出来たのは、店長を始めとするお店のスタッフさん達の支えや優しいお客様達に恵まれたからなのだと思います。

振り返ってみれば、楽しくてあっという間の10日間でした。今までこの仕事をしてきて、最高に充実した時間を過ごす事が出来ました。

気が早いですが、またDIVAに出稼ぎに来たいと思っています。DIVAで出会えたお客様達にまた会いたいから…そして、まだまだ自身を成長させていきたいからです。

--ここまで---

一切加筆修正はしておりませんが、この文章みたいに

僕は怖くありません！！
・ω・笑